人に教えたくない店 [291]
人生をとことん楽しむスカの熱狂的興奮を、じんわりと
静めてくれるのが、おいしい料理と旨い酒のあるスローな時間
東京スカパラダイスオーケストラ
NARGO(以下、N) 「旬遊紀」は幼なじみが厨房にいるので、メンバーと訪ねたところ……。
茂木(以下、茂) 旬の野菜を使った前菜八品がどどーんとワゴンで現れて、瞬間に全員ノックアウト。野菜にグッときました(笑)。
N レコーディングでもそうですが、何回演奏し直しても一回目の自分たちに勝てない。鮮度の高さには絶対的な力があります。旬の野菜という着眼点に自信を感じますし、実に気持ちのいいサービスです。
茂 それに野菜の歯ごたえは人をごきげんにさせます。僕は、料理を味わう、ゆっくりいただく、という時間の流れがとても好きなんです。
N 僕は酒、とくに紹興酒が好きで、おいしい料理を食べながらスローに酔っていく感覚が心地いい。スカの速い演奏と熱狂の後の癒しかな。
茂 そうしないとスカパラは人間が壊れちゃう(笑)。そういえばこの近くに、時の流れを忘れさせてくれるスローな店「アルチェッポ」があります。何もかもが旨いんですよ。
N いいね、それ。すごく興味を覚えたから、今度打ち上げで行こう。
茂 絶対にダメ。ここは二人で出かけるような店。大笑いすることで腹筋を鍛えているメンバーを連れていったら、店も僕も困ります。
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●中国料理 旬遊紀
野菜料理のパフォーマンスに
想像を軽く超えるおいしさ。
この身をゆだねたくなります(N)
●この3月にリニューアルし、よりスタイリッシュな“東京チャイニーズ”を打ち出す。肉や魚だけでなく、野菜の旬とグレードも追求。目にはシンプルながら、余韻の深い料理。コース料理は7400円、1万500円、1万2600円。
●東京都目黒区下目黒1-8-1 目黒雅叙園内
TEL03-5434-3976
営業時間/月曜から金曜11:30〜14:30(LO)、17:30〜21:30(LO)、土曜・日曜・祝日11:30〜21:30(LO) 無休 カード可 ※個室4室

(写真右上):牛フィレ肉の陶板焼き 春野菜添え トウチソース3700円。厳選された佐賀牛の、口の中でとろけるような肉質が見事な一品。
(写真左上):旬の野菜8種から選ぶ前菜。1品600円、3品1600円、5品2300円。ちしゃ頭と貝柱、セリとたらばがに、山菜のバンバンヂーソースなど。
(写真左下):緑豆羊羹入りタピオカ700円。ねっとりとした口溶けの緑豆羊羹が、和洋折衷の不思議な味わいを生む。
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●イタリア料理 アルチェッポ
大のワイン好きを満足させる
料理の数々。
郊外の一軒家のような空間にも
癒されます(茂)
●白金のはずれにオープンして3年目。季節に合わせ、夏に向けてはイタリアを南下、冬は北上する形で料理を提供。これからは、南イタリアの料理と白ワインが多くなる。料理は全品1皿1600円。5000円、6500円のコースもある。
●東京都港区白金2-3-19 白金アネックス1F
TEL03-3280-5005
営業時間/18:00〜24:00(LO)、金曜から日曜と祝日はランチ12:00〜14:00(LO)営業あり 火曜定休 カード可 ※要予約
(写真右上):ほろほろ鳥といろいろ野菜の白いラグー ルッコラ入りマルファッティ(手打ちパスタ)。
(写真左上):名物の炭火焼きから、鴨肉の黒胡椒風味。絶妙な焼き加減で、肉の旨さを引き出す。肉種は日替わり。
(写真中央):アンティパストのホワイトアスパラと季節野菜のシンプルなボイル 生ハム添え。ストレートに春野菜の甘みを味わえる。自家製マヨネーズもまたいい味を出している。
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