kimono epoch-making movies
魁(おいらん)を見ながら、半衿に注目。
江戸町民を眺めて.前掛けをチェック。
映画はいつも.おしゃれ魂に火をつける
2007年2月に公開され.話題となった蜷川(にながわ)実花監督の『さくらん』。江戸の吉原遊郭が舞台の、人気コミックを映画化した作品だが、やはり特筆すべきは色鮮やかな、その映像美。まるでひとコマひとコマが写真のように. 艶々(つやつや)と美しい。遊郭に囲われた遊女になぞらえた、水槽の金魚の赤、
花魁の裾よけの赤、主人公・きよ葉(土屋アンナ)の紅の色と、効果的に赤が使われるほか.着物も背景も原色づかいが多いが、ひとつ例外が。「大店のだんなに身請けされて吉原を去る日の、元花魁の菅野美穂が薄いブルーの長羽織を上品に着ていて、それがすごく清楚できれいでした。まさに一服の清涼剤!」(フリーライター・籏智優子さん) 遊女の着物は独特。(……続きは本誌をご覧ください)
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