今や6人に1人は生涯独身、親のしつけがいけないか
うちの息子は大丈夫?
結婚できる男子、できない男子
女性の高学歴化・社会進出で、
独身男子が急増。
息子の結婚を心配しなければいけない時代に。
今のうちに、親ができることは?
高学歴でも……
30代男性の3人に1人が余っている!
「ええっ。こんなに多いの!?」
男子を育てる母として、そのグラフの曲線はあまりに衝撃的だった。それは国立社会保障・人口問題研究所が調査した生涯未婚率(50歳時点で未婚である割合)の推移。女性が微増程度なのに比べて、男性は1980年から右肩上がりにぐぐっと跳ね上がり、2005年の時点ではなんと約16%! 6人に1人は独身ということになる。さらに、年代別の未婚男女の数を比べてみても、明らかに男余り状態。30代では3人に1人が余るという恐ろしい報告もある。
中学2年になる息子は、「クラスの女子とはほとんど話をしない」という自称硬派だ。中2といえば、「○○くんと△△ちゃんは付き合っている」とか、「コクった」「コクられた」という噂が聞こえてくる年頃だが、息子ときたら「女子にはまったく興味がない(というか、女子に相手にされていない?)」らしい。硬派を気取っているのもいいけれど、将来、「結婚できない男」の仲間入りをするのではないかと心配になる。
「結婚できない男性の増加は、長引く不況の影響が大きいですね」
と言うのは中央大学文学部教授、山田昌弘さん。大卒の就職率が低下し、また非正規雇用者が増えるなど不安定な社会情勢の中、自分の生活を守るだけで精いっぱい。結婚まで考えられないという厳しい現状がある。
ただし、安定収入があるからといって、いや、一流大学を出て一流企業に勤めているからといっても、順風満帆に結婚できるかといえばそうでもないらしい。
「知り合いには30代以上の独身男子がうようよいて、みんな慶應やICU(国際基督教大学)といった有名大学を出て、有名企業に勤めている。なのに、彼女すらいない寂しい人が多いんですよ」
と言うのは、都内の企業に勤務する、30代のユミコさん。学歴や収入を問わず、結婚できない化が進んでいる。どんな人たちが窮地に陥っているのだろう。
そこで、約4万人の会員を抱える大手結婚情報センター「ノッツェ」のマーケティング本部長、三谷健さんにまずは女性が結婚相手に求める条件を聞いてみた。
「年収については500万円以上を希望される方もいますが、会員の女性はご自身もキャリアを積んだ方が多いので、たとえ男性の年収が低くても一緒に働いて生活できれば、という方が多いですね」
学歴は自分と同等以上というのが一つの基準だが、学校名よりは今の生活が重視され、手に職があれば高専卒でも構わないという人も少なくないようだ。
(続きは本誌をご覧ください)
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