人事部長100人が実名公表
早慶以下でも、特A評価の学校がある

 
 

中堅以下の大学については圧倒的に得られる情報が少ない。
素人はその特徴をつかみづらい。
そこでわれわれは新卒採用現場のキーマンである
人事部長に助けを求めた。
これこそが、大学に対する、
社会からの真の評価だと考えたからだ。

 
 

 今回の試みはきわめて新しいと確信している。
 大学に行かせることはもはや特別でも贅沢でもなくなった。求人の最低条件がほとんど大卒なのだから、反論のしようがあるまい。
 一流大学を出れば、就職にしても進学にしても選択の幅は広い。とはいえ、わが子が一流大学に合格するとは限らない。そんな幸運な子はわずかしかいない。
 私立大学をいくつかのグループにわけ、定員を調べた。早慶に上智と理系の雄・東京理科大を加えたトップグループは全体の5%。西日本の有名どころ、関関同立も5%、MARCHに学習院を加えたG・MARCHが7%。ここまでを一流私大と考えた場合、合計で17%となる。つまり、それ以下が83%を占める。
 これまで、数多くの雑誌が大学特集を組み、人事部長が評価する大学、就職に有利な大学を紹介してきた。ところが、いつも東大や京大、早慶などの一流大学が上位にくる。つくり手が同じ手法を繰り返せば、別の結果は期待できない。
 われわれつくり手は、これまでざっくり8割の受験生とその親には何のメッセージも届けてこなかったのだ。そこで、今回はアプローチの仕方を変えてみることとした。

 人事部長の評価が、大学の社会的評価として質の高いものであることは疑いようがない。ならば、“いつもながら”の一流大学を除いて、特に評価できる大学を教えてほしいとたずねたらどうなるか。
 全上場企業約3800社の人事部長宛てにアンケートを依頼したところ、114社から回答があった。調査内容が特殊なだけに、よくこれだけの企業が回答をくれたものだと感謝している。
 その調査結果をお届けしよう。私大はG・MARCH、関関同立などを除く、国公立大は旧帝大と一橋大、東京工業大クラスを除くという条件をつけた。
 ある企業は美大を挙げ、ある企業は農業大の名を挙げた。これまで十把一絡げだった中堅大学のイメージが変わるに違いない。


(続きは本誌をご覧ください)

 
 
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