難易度、取得期間・費用、将来の収入もわかります
40代の就職を有利にする
「お得な資格」大事典
再就職の際、あなたの背中を押してくれる心強い味方が「資格」です。
同世代のキャリアカウンセラーが選んだ48の資格を厳選。
難易度が低くて就職力が高いものほどお得!?
本誌(7月号)には適職・適資格がわかる「診断テスト」も付いています。
勘違いに注意!
仕事につながる資格はこう選ぼう
[1] 経験をリセットせず、今までしてきたことを大切に
資格は、第一に過去の経験と照らし合わせて選ぶことをお薦めしています。
子育てが一段落した女性が再び仕事を始めようとした場合、また現在働いている人が将来に向けてステップアップするため資格をとりたいと思った場合、今までの経験をリセットし、これまでとはまったく違う道を選ぼうと考える場合があります。
しかし、たとえ職を離れてから10年以上たっていても、経験してきたことを活かせば、資格取得のため勉強するにしても予備知識があるので取り組みやすく、また取得後の就職の際にもアピールしやすいものです。職を離れていた期間を「ブランク」と考えず、「有意義な休暇」と考えてください。スキルアップをはかった意味のある期間であるとしてとらえていただきたいのです。勤務時代の仕事の経験だけでなく、子育ての中で培ってきたことからも資格を考えることをお薦めします。
[2] 取得後いつ働くか意識して。いつでも求人が多いのは経理
そして次に考えていただきたいのは、取得した後で自分がどういう仕事をしたいか、どんな働き方をしたいか。イメージや安定性で選ぶだけではなく、その資格が「実際の仕事に役立つかどうか」という視点で考えてみてください。いつから仕事をスタートするかを考えることも重要です。今すぐ働きたいのか、3年後なのか、それとももっと先なのか。
このご時世、今すぐ働きたいという方もいると思います。常に人材不足の業界の介護や販売職は、採用に結びつきやすい職種です。職業訓練校などで無料講習を開催しているホームヘルパーも引く手あまたです。意外なところでは、会社の事務職。そのうち経理事務は、いつの時代も求人があります。
気をつけたいのはそれだけではありません。資格によっては更新制度があって、3年や5年ごとの更新のたびに手数料がかかったり、合格後、協会に入会して入会費・年会費が必要だったりするものもあります。資格の維持に費用や手間暇がかかることはあまり知られていないと思います。資格の特徴をよく調べてから選びたいものです。
[3] 資格パラダイス時代。国家資格・難関資格にこだわらないで
私たち世代の現在40歳前後の人は、学生時代のイメージからか、資格というと国家資格や難関資格にこだわり、「これでなければだめ」といった思い込みから抜け出せない人が少なくないようです。でも、それらは難易度が高いうえ、取得までに費用も時間もかかる場合が大半。だからこそ家族の協力を得られるかどうかも資格選びの際に考えたいポイントです。
難易度の高い資格は、目標としてはいいのですが、「いつか資格を取りたい」という憧れだけになってしまう可能性があります。いまや国家資格が300、それ以外の資格が2000以上と多種多様な資格がある時代です。まずは取得できそうな資格に目標を定めて、一歩を踏み出してみることをお薦めします。一つ資格を取ると、次の目標も見えてくるし、勉強する習慣も身につきますから。
勉強していて楽しかったり、手応えを感じる分野が、取得後も付き合っていける資格だと思います。取って終わりではなく、その後にどう活かすか――自分にとって「活きる」資格を選ぶことが何より大切です。









