▼化学部門-知事も絶賛! 実用化に向けて特許も出願中
車が通るたび、電気が発生する橋の模型を完成
第66回全日本学生児童発明くふう展最高位
河本篤哉くん 15歳
知事も絶賛! 実用化に向けて特許も出願中
「車道発電エコ・ブリッジ」
発明の国際大会で
台湾行きを予定
「橋の上って、強い風が吹いているんやな。これを発電に使えたらええのに」
昨年の夏休み、九州への家族旅行で、河本篤哉くんは川の上流にかかった橋を渡りながら、そんなことを考えていた。
風の通り道になる橋は、風力発電には最適の場。しかも、下には川が流れ、遮るものなく太陽の光が降り注ぐ。風力、水力、太陽光と、複合的な自然エネルギーの発電ができるとひらめいたのである。
そして、このアイデアにかねてから温めていた車道発電を盛り込もうと着想。車道発電とは、車が走行する時の路面にかかる圧力を使ったエネルギーシステムだ。CO2を排出する車でも、エネルギーが作れれば環境保護に貢献できる。橋の車道に取り付けて、さらに太陽光などの自然エネルギー発電を加えれば、いわば四輪駆動のパワフルな発電基地になるというわけである。
こうした発想のもと、完成したのが、「車道発電エコ・ブリッジ」だ。篤哉くんにとって中学校生活最後の自由研究となったこの作品は、第66回全日本学生児童発明くふう展に出品され、最高位である恩賜記念賞を受賞。今年9月には、台湾で開催される「世界青少年発明工夫展」にも出展される予定だ。
(……続きは本誌をご覧ください)
