語学堪能ビジネスマン1000人に調査

英語が喋れると、年収が高くなるのか?

 
 

「英語ができると年収に影響があるのでは?」
という仮説を元に、全国の英語がペラペラの方々にアンケートを実施。
その結果、驚くべき事実がわかったのです。
早く結果を見てみてください。
英語教育の必要性を感じること、必至です!

 
 

長山清子=文
阿部真理子=イラスト
NTTレゾナント(gooリサーチ)=調査協力

 
 

英語ができる人の年収を
「全国平均」と比較

 
 

 このたび編集部では、「英語力と年収」の関係についてアンケート調査を行った。調査対象は英語ができ、かつ仕事をしている全国の30代、40代の男女。
 “英語ができる”といっても、なにか物差しが必要である。ビジネス英語の評価基準になっている「TOEIC(R)テスト(以下、TOEIC)」を運営している国際ビジネスコミュニケーション協会の資料によると、6カ月以上の海外滞在経験がある海外部門で働く人の平均スコアが757点となっている。そこで、760点を一つの目安としてみた。このレベルに合わせ、TOEFL540点以上、英語検定準一級以上のいずれかを持つ人にアンケートを実施した。
 すると「英語ができる人の年収は、同年代の平均的な年収よりも高い」という結果が出たのである。平均年収との差、なんと209.4万円!
 この調査結果を、大阪府立大学経済学部の鹿野繁樹准教授(専門は計量経済学)に見てもらった。2005年11月の朝日新聞に「仕事で英語を使う人は使わない人に比べ女性で40%、男性で18%年収が高い」という記事が紹介されたのをご存じだろうか。鹿野准教授は、その記事のデータを導き出した人物である。
「やはり英語が話せるグループと、一般のグループでは、年収に相当差がありますね。労働経済学では年収はその人の労働の価格。賃金は労働を供給する側と需要する側の関係で決まる。だから英語が喋れる人の年収が高いということは、雇う側が『英語力』に高い対価を払ってもいいと思っているということ」(鹿野氏)
 ただし、この年収の金額差のすべてが“英語力”に対する価格ではないということには注意しなくてはいけないという。
 「たとえば海外でMBA(経営学修士)を取った人は、当然、英語もできますね。すると、高給取りなのはMBAホルダーだからか、それとも英語が喋れるからか、理由は一つではないのです」(鹿野氏)
 とはいえ、「英語にインセンティブ(報奨物)がある」のは間違いない。
 「01年の数字を使った私の調査と、8年後の今回の調査が同じような結果だった。おそらく再調査をしても、英語が話せるほうが高くなるでしょう」(鹿野氏)
 では英語が喋れる人の中でも、さらに年収が高いのはどういう人なのだろう。

(……続きは本誌をご覧ください)

 
 
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