本当にいい塾、ダメな塾を見極めよう
甘い話、言い訳に要注意!
営業トークかもしれません
子供の成績が伸び悩み、意を決して相談に行ったとき。
講師たちが語ってくれたあの言葉は、はたして信じるに足るものだったのか?
彼らの「定番のセリフ」に隠された、保護者には言えない裏事情とは?
親の下心を刺激する
講師たちの言葉
子供を塾に通わせるか迷う親に、またすでに通わせている親に向けて、塾の講師は様々な言葉で語りかける。
「受験は成長する機会なんです」
「継続こそ、財産になる」
「合否にかかわらず、貴重な体験」
「頭を使う習慣はお子様のため」
「今まだ成長の踊り場ですが、ぐんと伸びる上昇期がやってくる」
こうした説得力あるプロの言葉に「もしかしたら、わが子はまだ才能を隠しているかも」という親の下心が加われば、ついフラフラと、言われるがまま。
だが講師の言葉を妄信して、子供を合わない塾に通い続けさせたり、勉強嫌いにさせてしまっては元も子もない。
塾も企業である以上、利益を無視した指導はできないし、生徒集めのために、合格実績をより華やかにしたい、といった思いもあることは知っておきたい。そのうえで、講師の言葉を信じるかどうかの判断ができるのは親だけだ。
今回は元・大手塾講師や塾コンサルタントなど様々な経歴の関係者に、塾の裏事情を語ってもらった。今までただ感謝とともに聞いていた講師たちの言葉も、今後は少し違って聞こえるだろう。
もちろん講師たちが口にする営業トークが一概に悪いというわけではない。信じることで子供の力が伸びることだってある。大切なのは、彼らの言葉を頭から鵜呑みにはしない、ということだ。
小学校低学年から
通塾させたい塾の思惑
人の弱みにつけ込むセリフ、とは言いすぎだろうか。「子供をいい学校に合格させたいなら、わが塾へ、今すぐ」って。
受験の右も左もわからない親は、こうした脅し文句に半ば乗せられ、まずは子供に体験授業や模擬テストを受けさせる。そこで、こんな一言が待っている。
「今、ウチでは(小学校と違って)こんなに難しい問題をやっています。それだけ(受験は)厳しいんです」
京都の進学塾エム・アクセスの講師であり『進学塾不要論』の著者でもある水島醉(よう)氏は語る。









