噂の教室「言葉の森」が指導法を初めて一般公開
作文嫌いも入選する

読書感想文の書かせ方

 
 
夏休みの宿題の中でも、悩みが大きい読書感想文。
今年は「がんばれ」というだけでなく
書き方を指導してみませんか。
誰でもスイスイ鉛筆が進む
驚きの指導法が、あるのです。
 
 
「言葉の森」代表 中根克明

1952年、神奈川県生まれ。千葉大学園芸学部卒。就職活動では、マスコミ7社に筆記試験は楽々合格する(ちなみ に、面接試験はすべて不合格)。この経験で作文に自信を持ち、25歳でマスコミ受験の大学生を対象にした作文教室を開く。学校事務職員を経て、29歳で作 文教室「言葉の森」を開校。現在、同校代表。

※「言葉の森」については、http://www.mori7.com/をご参照ください。

   山田精機=構成
 
 

「感じたことを、自由に書けばいいよ」。子供が、夏休みの読書感想文が書けずに悩んでいるとき、親はこんなアドバイスをしてしまいがちです。しかしこの言葉は、子供にとって拷問に等しいことです。

 感想文の宿題は、通常、小学2年生の夏休みから出題されます。宿題に出るぐらいだから自力で書けるに違いないと思ってしまうのも仕方ありませんが、本の 主題は何かを考えたり、文の構成を考えたりできるのはせいぜい5、6年生から。4年生ぐらいまでは、親が進行係になってあげる必要があります。

 たとえ苦痛でも、自力で書かせるほうが子供のためになると考える方が多いと思います。しかし、悩みながら苦労して書くと、多くの子供は文章を書くことに苦手意識を持ってしまいます。さらに、本を読むこと自体、嫌いになってしまうことさえあります。

 実際、「言葉の森」の生徒の中にも、他の教科はできるのに、過去の感想文体験がトラウマになって、小論文だけは苦手だという高校生がかなりいるのです。そうならないために、また、すでに作文嫌いになってしまった子供にも最適な、感想文の書かせ方があるのです。

 さて、最初にわれわれの指導方針をひと言でまとめておくと、「書きやすさを最優先する」ということに尽きます。そのために、感想文の「設計図」を示して あげるのです。子供は、「自由に書け」というと途方に暮れてしまいますが、手順を示してあげると安心して感想文を書き進めていくことができます。

 このやり方で教えれば、書けない子供はひとりもいません。しかも、読書感想文コンクールに入賞する子供が続々と誕生しているのです。

(……続きは本誌をご覧ください)

 
 
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