キーワードは、子供の「学習習慣」と「成熟度」
合格実績だけではわからない
塾選びの新基準、公開!
入れてしまえばさあ安心。
親はそれで大満足。
でもでも本当に、それでよいの?
うちの子とよその子は違うから
一人ひとり、学び方も学ぶペースも違うはず。
塾選びは、まず子供を知ることから。
わが子の適性を見誤る
「良い塾を教えてくれませんか」 親御さんから、こういうご相談を受けることが多いのですが、どの子にとっても良い塾などはほとんどないといっていいでしょう。
名門校に数多く合格者を出している実績を誇る評判の塾であっても、全員の生徒の成績が伸びるわけではありません。同様に、知人の子供が通って成果があったからといって、わが子も伸ばしてくれるとは限らないのです。
塾を選ぶときは、塾のタイプや実力を吟味するだけでなく、まずは、子供の個性を見極めて、その子の勉強の仕方に合ったところを探すことをお薦めしています。わが子の適性を考えるときに大切なのが、「学習習慣」と「成熟度」です。
成熟度についてはPART2で扱うので、ここでは学習習慣がなぜ大事なのかについて話しましょう。
たとえば、学校の授業についていけない子が、受験のための進学塾に行っても、基礎ができていなければ家が建たないように受験学力は身につきません。それ どころか、学校の勉強と進度が違うため混乱するうえ、わからないまま進んでしまうので精神的にも負担となり、かえって成績が落ちることさえもあります。
逆に、基礎学力は十分にあって、さらに上の受験学力を身につけたい子が、学校の授業がわかるための補習塾に通っても退屈してしまうだけです。一方で、受 験をするつもりはなくても、学校の授業だけで満足できない学力の高い子は、進学塾で出会う受験問題を通じて、基礎学力をより確かなものにしたり、発展的な 考える力が育つこともあります。
このように子供の学力レベルに合った塾を選ぶことはとても重要なことです。しかし、学力というのはペーパーテストや通知表だけでは判断できるものではあ りません。学力には「見えない学力」と「見える学力」があります。点数や成績などは、いわば見える学力。それを下支えしているのが学習習慣や生活環境など の見えない学力です。潜在的な隠れた能力と言ってもいいかもしれません。自学のベースになる習慣ができている子供は、たとえ今の成績が目立って振るわなく ても、必ず力を伸ばしてきます。
PART1では、子供の学習習慣をチェックして子供の学習習慣の度合いと親の関与度で4つのタイプに分けて塾を選んでみましょう。
(……続きは本誌をご覧ください)
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