今や、三十代後半の女性の二割は未婚

嫁にいける娘、いけない娘

 
 
結婚だけが、女の子にとってすべてではない。
しかし、娘の幸せな“結婚”を望むのが、親のホンネ。
今の10代の娘は15年、20年後に幸せに嫁ぐことができるのか?
 
 
文=白河桃子
 
 

「うちの娘は結婚できないんじゃないかと思うんですが……」

 ある場所で「未婚化」についての講演をした後、こんなふうに私に話しかけてきた40代ぐらいの男性がいた。聞けば娘はまだ高校生だという。35歳 から39歳男性の未婚率は30.9%、40歳から44歳男性は17.3%。35歳から39歳女性が18.6%、40歳から44歳女性は12.2%。同世代 の「結婚しない男女」を見ながら、親としては「自分の子供たちは果たして結婚するのか?」と疑念を抱くのも無理はない。 「どんな娘が結婚しないのか?」という問いに、今の30代、40代についてなら答えはある。未婚女性、いわゆる「負け犬」の取材をしたときに、その 両親や結婚カウンセラーなど多くの人にインタビューした結果、「仲良し家族は負け犬の温床」ということがわかった。「物わかりのいい親、友達感覚で子供に 接する親は危険です。子供は行き遅れます」と警告するのは結婚情報サービス「ヤフーブライダルネット」の石坂茂社長(36歳)だ。 「友達のような母親と居心地がいい家庭は男の存在を遠ざけ、自立を妨げる。自分の家の価値観しか認められない彼女たちは、結婚から遠ざかる」と石坂 社長は言う。また、高度成長期を専業主婦で過ごした母親は「私のようになっちゃダメ」という無意識のメッセージを、働く娘に発していることが多いのだ。

(……続きは本誌をご覧ください)

 
 

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