前菜

野菜にサッと火を通し、ボウルの中で余熱で仕上げるサラダ風

ペペロナータ

 
 
撮影:石井雄司
教える人
ダニエラ・オージック

 夏野菜をふんだんに使った、ご存じカポナータ。このうちピーマン(ペペロニ)の分量を増やしたものだから、ペペロナータと呼ぶのだそう。似た料理に南仏のラタトゥイユがあるが、あちらは野菜がクタッとなるまで煮込むのに対して、こちらは歯ごたえを残すよう、ソテーと余熱調理だけで仕上げたサラダ感覚の一品。ほんのり焦げたピーマンが甘く、野菜を食べる満足感もひとしおだ。 イタリア料理においしいオリーブ油は欠かせないが、特に野菜を使う料理には最上のエキストラバージンを使って、とダニエラさん。「野菜のビタミンAを吸収するためには、いい油が必要だから」と、さすがは賢母の知恵。

 
 

材料(8人前)

 
 
  • 赤・黄色ピーマン各2個
  • なす3~4個
  • ズッキーニ2本
  • 玉ねぎ大1個
  • 赤唐辛子と青唐辛子各5本
  • トマト大2個ケッパー小さじ3
  • にんにく2片
  • オレガノ小さじ1
  • エキストラバージン・オリーブ油大さじ8(大さじ2ずつ4回に分けて使う)
  • 塩適量
 
 

作り方

 
 
  1. ズッキーニ、赤・黄ピーマン、なすは2cm角の角切りにする。赤と青の唐辛子は1cm幅の小口切りに、にんにくは薄切りに、玉ねぎとトマトはざく切りにする。
  2. フライパンにオリーブ油大さじ2を入れ、ズッキーニを、軽く焼き色がつくまでソテーし、ボウルにとって塩をふる。
  3. 2の要領で、赤と黄色のピーマンをソテーし、軽く焦げ目がついたら、赤と青の唐辛子を加え、焦げないように手早く炒め合わせ、2のボウルにあけ、再び塩をふる。
  4. 再び2の要領で、なすをソテーし、塩をふって、フライパンの中で水気を出す。スライスしたにんにくを加え、さっと炒め合わせて、2のボウルにとる。
  5. さらに2と同様に、玉ねぎをソテーし、軽く焼き色がついたら、ケッパーを加え、次にザク切りにしたトマトも加え、塩をふって炒める。トマトの形が崩れない程度に炒めたところでオレガノを加え、よく混ぜて2のボウルにあける。
  6. 最初のズッキーニを入れてから15分ほどの間に、ボウルの中には4段階に分かれて、各種の野菜ソテーが加わり、余熱でじわじわと火が入る状態に。最後にボウルの中身をよく混ぜて、出来上がり。
 
 

ポイント

 
 
  1. 野菜はそれぞれボールに空けてから塩をするが、玉ねぎとトマトは水が出やすいので、炒めているときに塩をする。
  2. ボールの中で加熱が進むため、野菜はどれも強火で炒め、歯ごたえを残す。
 
 

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