
おいしい暮らしを楽しむ人なら、何はともあれご飯である。見惚れるばかりにピカピカの白いご飯はもちろん、最近は玄米や雑穀米も大いに人気。とはいえ、おいしさを求めるほど、炊飯の難しさを痛感することも多いのではないだろうか。
そんな人に朗報だ。東芝の「真空圧力炊き」に待望のニューモデルが登場した。炊飯器に“真空”という新技術を導入し、ご飯の革命児と謳われてきた“ツワモノ”が、さらにパワーアップしてのお目見えという。その実力やいかに──。
そこで、実際に「真空圧力炊き」を使用して、さっそくご飯を炊いてみることにした。味のご意見番は、料理研究家の平野由希子さんである。
おいしさの決め手は
“ダブル真空”機能にあり
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| 見よ、この炊き上がり! 表面はピカピカ、ツヤツヤ。粒立ちもしっかりし、透明感が違う。 |
「私は普段、鍋でご飯を炊きますが、このとき気を使うのが“浸水”です。白米の場合は30分、玄米なら一晩かけてゆっくりと。それが私の基本のやり方ですが、それでも常に同じ状態に炊けるとは限りません。ご飯を本当においしく炊くには、まず何よりも浸水の微妙な“匙加減”が重要で、これって意外と大変な作業ですよね」と平野さんは言う。
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| 二つの真空ポンプで、さらにご飯をおいしく。“ダブル真空αエンジン”が威力を発揮する。 |
たしかに米は吸水しすぎると表面が糊化してご飯がベチャッとなるし、逆だと芯が残って、甘味も出ない。米の表面をふやけさせずに芯までしっかり吸水させるのは、実はプロでも至難の業だ。
それをいとも簡単に成し遂げるのが「真空圧力炊き」の “ダブル真空浸透吸水”機能。これは釜内を減圧することで米の中に含まれる空気を抜き、水を米の芯まで一気に浸透させるやり方だが、ここまでは従来と同じ。すごいのは、それを行なう真空ポンプをダブルにすることで、より理想の吸水を実現したことだ。
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| 「玄米がこんなにふっくら炊けるとは驚きです」と平野さん。今回は玄米に合う滋味豊かな3種のおかずをつくってくれた。 |
たとえば米は浸水温度が高いほど表面が糊化して膜となり、吸水の妨げとなるのだが、ダブル真空は30℃の低温浸水を実現。より均一な吸水を促すばかりか表面の糊化も防ぎ、ご飯表面の旨味成分は従来の真空吸水との比較でも約70%アップした。しかも季節を問わず、水温や炊飯量に合わせて吸水をコントロールするというから頼もしい限りなのである。
そして理想的な吸水状態になった米を「真空圧力炊き」は高圧力で一気に加熱。最大1.4気圧で110℃に高温沸騰させながら、芯まできちんと炊き上げる。高い沸点で炊かれた米はでんぷんが糖化促進されるから甘味は増し、一粒一粒がふっくらと、ハリのある仕上がりになる。
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| 日々を豊かに彩るセンスあふれる料理で人気の料理研究家、平野由希子さん。今回は「真空圧力炊き」で炊飯に挑戦。そのハイテクぶりに興味津々だった。 |
今回、平野さんには白米と玄米の炊飯に挑戦してもらった。いつもは一晩浸水させるという玄米も、「真空圧力炊き」なら炊き上がりまで約1時間。その早さには平野さんもさすがに舌を巻く。
「しかも驚いたのは玄米のふっくら感。しっとりとして食感もモチモチです。玄米はパサパサ感が苦手という人がいますが、これなら玄米の概念が変わるかも。白米は新米を使いましたから、浸水加減が難しいはず。でも『真空圧力炊き』は見事ですね。食感のバランスがすごくよくて、口に入れた瞬間に甘味を感じる炊き上がりです。本当においしい」
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| 保湿効果も抜群。40時間後でも白さと艶を保つ。下は、通常のIH保温釜での保温(24時間後)。 |
それだけじゃない。ダブル真空機能は保温にも革新的進化をもたらした。釜内を減圧することで、黄ばみやにおいの原因となる酸化や乾燥を防ぎ、炊きたてのご飯のおいしさを40時間もキープしてくれる。保湿もしっかりするので、しっとりとした食感も保たれている。これも二つの真空ポンプのパワーの賜だ。
しかも、「真空圧力炊き」はこれまで難しいとされていた玄米や雑穀米をも12時間保温することを可能にした。現代のニーズを汲み取り、おいしいご飯の原理をとことん追求してきた東芝ならではの新技術なのである。
こだわれば予約炊飯。
“ダブル真空”なら冷めても旨い
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| 炊きたてのご飯はもちろんだが、「真空圧力炊き」で炊いたご飯は冷めても旨い。おにぎりや、お弁当にも最適だ。 |
東芝の調査によると炊飯器を使用する人の約80%が予約炊飯機能を利用しているというが、ダブル真空機能はここでも威力を発揮する。というのも予約炊飯の問題点は、予約後の長い待ち時間。たとえば夜スイッチを入れても、炊飯が始まるのは朝である。この間に当然米はふやけるが、「真空圧力炊き」は3時間ごとに“真空”で米を引き締め、朝まで理想の状態をキープする。
さらには炊飯終了後に真空機能で余分な蒸気をとばし、まるでしゃもじで切るようにご飯を上手に“ほぐして”くれるのだ。これは多忙な朝にはうれしい限り。目覚めれば、そこにいつも炊きたてのご飯が待っている!
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| 「真空圧力炊き」は内釜にもこだわりがある。素材は発熱性の高い強磁性ボロン合金、大きく激しい対流を生み出すよう鍛造厚釜は職人が一つずつ削り出す。熱伝導率に特に優れたダイヤモンドチタン&銀コートも施されている。 |
東芝のこだわりは内釜にも見て取れる。その名も“謹製大発熱鍛造”。言うまでもなくご飯炊きは強火が旨さの要。その発熱力を高めるために同社は強磁性ボロン合金を採用し、しかも激しい対流を起こすために一品ずつ内釜を丁寧に削り出すという徹底ぶりなのである。
「朝起きて、おいしく炊けたご飯がすぐに食べられるのは本当に幸せ。しかもこの炊飯器で炊くと冷めてもおいしいから、おにぎりやお弁当にもいいですね」
炊きたて、保温、予約炊飯、そして冷めたご飯まで。毎日、三食おいしいご飯が食べたい。「真空圧力炊き」は、そんな日本人の強い思いをしっかりかなえてくれる、頼れる“秘密兵器”なのである。











