ラーメンはいま、麺の時代へ!

新ご当地ラーメンの旅

真っ赤に燃える
激情の辛味
名古屋「台湾ラーメン」

 
 
日本が生んだ「台湾」という名の
ラーメンが、名古屋にある。
とにかく辛い。
口にした瞬間、咳き込み、涙ぐむことも。
尾張の地で絶大なる人気を誇る
衝撃の一杯の謎に迫る。
 
 
文・柴田幸雄
撮影・神ノ川智早
 
 

 一般的なラーメンの丼よりも、やや小さめな器の表面を、炒めたひき肉が分厚く覆っている。目ではっきり見分けられるぐらいの赤唐辛子が、ひき肉の間から顔をのぞかせている。盛り上がったミンチの周りにちりばめられたにらが絶妙の青みになっている。中の麺はまったく見えない。

 ミンチをかき分け、麺を箸で持ち上げる。やや太めの麺。啜ってみると、もっちりした食感が歯に心地よい。スープをひと口。ミンチのボリュームから脂っこい口当たりを想像していたのだが、思いのほかさっぱりした醤油味だ。ミンチと一緒に啜り込んでみる。辛い。唐辛子のほかに、にんにくもかなり効いている。ミンチの下に隠れているしゃきしゃきしたもやしが合いの手になって、辛味を和らげる。(……続きは本誌をご覧ください)

 
 

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