いくらとサーモンのクリームチーズピザ
デリバリーの先駆け。“ドミノ”は
大人も納得のグルメ系ピザである
初めてデリバリー・ピザを食べたのはいつだったろう。注文をして30分、カパッと開けた箱からこぼれるごちそう感あふれる香ばしい匂い──。家に居ながら本格的な味が楽しめるそのスタイルは、食卓の小さな“革命”。われわれはチーズとトマトの味の奥に、一歩進んだアメリカの香りをかぎとったものだった。
今やおなじみのデリバリー・ピザが日本に誕生し、今年で20年という。そのパイオニアこそ赤と青のロゴでおなじみの「ドミノ・ピザ」。ドミノといえばチーズを生地の間に挟んだ「ミルフィーユ」などの傑作ピザを次々に誕生させ、今も“ピザならドミノ”と指名するファンも多い人気ブランド。そんなドミノが二十周年を記念して販売するのが「いくらとサーモンのクリームチーズピザ」である。
ピザにいくら? と思うなかれ、一口食べるとこれがなかなかの逸品。まろやかな塩味とコクがチーズとマッチし、サーモンもとろけるように柔らかい。ピザの概念を覆す豪華で贅沢な味──。生地も風味豊かで香ばしく、トッピングの旨さをしっかりと支えているのだ。
しかしこの発想と、ファンを虜にする味の秘密はどこにあるのだろう。探るうちに“デリバリーの先駆け”としてのドミノの矜持とこだわりが見えてきたのだ。
大人の味覚に響く“素材派ピザ”

- ドミノでは注文を受けてから一枚一枚ドー(ピザ生地)をのばす。香ばしい味わいを醸すため、厚さはミリ単位で決まっている。その熟練の動きはピッツェリアの職人のごとくリズミカルだ。
「二十周年にあたり、誰もが味わったことのない、斬新で満足できるピザをつくりたかった。加えて、ドミノには“大人も満足する上質のものを”という理念があります。そこで高級感や季節感を追求するうち、和の食材である“いくら”にたどり着いたのです」とはドミノ・ピザで商品開発を担当する藤原一彦さん。
とはいえ、ただいくらをのせただけで終わらないのがドミノのやり方。素材を生かすための試行錯誤が始まった。
まず、ソース。「繊細ないくらの味を生かすべく香辛料や塩味を抑えたソースを開発しました。いわばフレッシュトマトをのせたのに近い味わいです」
サーモンも全体との調和を大切にし、澄んだ味わいのものを厳選。そのため何十種類も試食、カットにまでこだわった。
そして特筆すべきはメインのいくら。卸元である「春雪さぶーる」冷凍食品事業部の金井清和さんに話を聞くと──。

- 1号店は1985年の9月30日、恵比寿に誕生。今では当たり前の保温容器やデリバリー・バイクもドミノが先駆者だ。
「これはオホーツク海産の若い秋鮭のいくらで、皮が柔らかく味が濃い。良質で、正直ピザに使うには贅沢な品です。
弊社は今までドミノさんにロブスターなど高級食材を提供してきましたが品質へのこだわりがとにかく強い。こちらが勉強することもしばしばあるほどです」
そして肝心の生地。ドミノでは店舗ごとに生地用の冷蔵庫を設け、最低3日間ねかせている。ドーに指を触れると赤ちゃんのほっぺのよう。すべすべでぷっくり膨らみ、甘い香りがふわっと漂う。

- オホーツクで獲れた新鮮な秋鮭からとったいくら。皮が柔らかくて旨味が濃く、透明感ある味わいが特徴である。
「この香りと膨らみがドーの命。低温でゆっくり熟成させることで、旨味と香ばしさが醸されるんです」とは同じく商品開発担当の田代薫さん。ねかされたドーは注文ごとにスピーディーにのばされていく。そのリズミカルな動きといったら!
「ピザ生地は、のばし方次第で味が違ってくる非常に繊細なもの。ですから、新人教育では何回も繰り返し生地をのばして練習し体に動きを覚え込ませます。大仰な言い方ですが、ピザに愛情を感じられるようになってはじめてお客様に届ける生地に触れられるようになるんです」
ピザを通して、感動を伝えたい

- ドーは店舗ごとに気温や湿度によって厳密な温度管理をしながら最低72時間熟成させる。熟成後は大きく膨らみ、表面もなめらかに。
ドミノではさらに上の味を目指し、元・ホテルオークラ料理長の上村時夫シェフに料理顧問を依頼している。多くの勲章も受章しているフレンチ界の重鎮だ。
「レストランの料理が自由演技なら、デリバリー・ピザは“規定演技”。どの店舗でも同じ作業で同じ味がつくれ、老若男女が納得するわかりやすい味でなければならない。その中でいかに飽きさせない斬新さと格調の高さを出していくかがメニューづくりの要です」

- 澄んだ海で育った良質のサーモントラウトを使用。軽くスモークがかかり、程よい脂加減。食感や風味を大切にしてカットにまでこだわり、いくらと同様、何十種類も味を比べて選んだという。
デリバリーのメニュー考案はプロから見ても難しい、と上村シェフ。輸送中の余熱も考慮した焼き加減、30分後を計算した味つけ、箱に納める形の制限……。しかし藤原さんは、それら条件を乗り越えあくまで本物の味を出したいと言う。
「客席を持たないデリバリーという形態は、直に接客や雰囲気づくりができない。つまり、お客様に喜びを提供するにはピザだけで勝負するしかないんです。

- 上村時夫シェフ(右)と商品開発担当の田代薫さん(左)。「本物を通してお客様に喜びを与えるという点ではフレンチの世界もピザの世界も同じ。私がドミノを応援するのも真摯なつくり手がいるのとピザに対する丁寧さが感じられるから」と上村シェフ。
素材にこだわって常に新しい味を求めていくのもそのため。お客様にはこんな味もあるのかという驚きを含んだ“感動”を伝えたい、それに労はいといません」
ピザの原点は楽しさにある、と藤原さん。なるほど、ちょっとした夕食やパーティーで複数の人と賑やかに囲む。ピザはテーブルの中心にあり、おいしさで場を盛り上げる重要なアイテムの一つだ。
裏を返せばその楽しさとは、一枚のピザにも妥協を許さないつくり手の熱意に支えられたもの。ドミノ・ピザの20年間の軌跡は、本物を追求しつつ常に一歩先より新しい味を提案し続けてきたつくり手の想いの軌跡でもある。
「今回のピザも出色の出来。キリッと冷やしたワインにも合う大人の味です」と上村シェフ。子供はもちろん、大人も満足できる“ご馳走ピザ”。ドミノの人気とおいしさの秘密はそこにある。
-

ドミノ・ピザでは20周年を記念してM・Lサイズピザの割引キャンペーンを実施中。PCかモバイルでホームページにアクセスすると20%OFFのクーポンが入手できる(〜11月17日)。詳しくは下記アドレスまで。
PC: http://www.dominos.jp/
モバイル: http://dpz.jp/
(i-mode・Vodafone live!・EZweb対応)

●商品のお問い合わせ/
ドミノ・ピザ カスタマーコールセンター
0120-838204
(平日11時〜20時受付)
おすすめコンテンツ
-
- dancyu
- 駿河湾ジンドウイカと春の山菜のインボルティーニ 「ヴィラ・ディ・マンジャペッシェ」
- スーパードライ「至上の一皿」〜至上のレシピ8
-
- 書籍
- ズバリ!トップ営業をめざす商談術
- 「物」を売るな! お客様の“満足”を売れ!
-
- プレジデント
- 「売り場発・素人の感性」は 「本部発・手堅い常識」に優る
- ドン・キホーテ社長 安田隆夫










