解明!夢を実現する力
アールエフの知
- 篠田 達
- しのだ・とおる
こんな会社で働きたい!
「小さな世界企業、誕生秘話」
“モノづくり日本”の退潮をいわれて久しい。その復活を期待する声も高いが、アールエフが注目されるもう一つの理由は、社長の丸山が、先端医療機器の研究・開発を目的とした大学院大学を設立する構想を打ち出したからでもある。
技術者であり、研究者でもある創業者・丸山と、それを支える若い“長野の野武士集団”たち。24時間営業の、まさに長野の“不夜城のアールエフ”とは、どんな企業なのか――。
(本書「プロローグ──『驚』」より抜粋)
プロローグ:驚
第1章:挑
世界一の口腔内カメラ
口腔内カメラは、歯科医が患者の歯を見るために使うカメラである。アメリカではほとんどの歯科医がこれを使い、モニターで患者本人にも歯を見せながら治療する。1996年、日系歯科医マイケル吉田がアメリカから長野にやってきたその日から開発の闘いは始まった。
第2章:技
カプセル内視鏡「ノリカ」誕生!
超小型CCDカメラを搭載したカプセルを飲み込むと、食道から大腸まで毎秒60枚の動画を撮影しながら潜水艇のように移動し、排泄とともに回収される。その間約8時間。もう胃カメラや大腸スコープの不快感とはサヨナラだ。こんな夢のカプセルはどうやって生まれたのか。
第3章:志
技術屋魂の源泉
ラジオの次は無線機に対する憧れが芽生え、手作り無線機をつくった。その電波がオーストラリアまで届いたことを知って、少年は感動の一瞬を味わった。見たこともない地球の果てまで、電波は瞬時に飛んでいけるのだ……! 小学生時代の感動に突き動かされて、丸山は生涯無線と格闘することとなる。
第4章:信
シェア85%への道
「交渉相手は全米に販売網を持つというが、あくまでも強気で臨もう。うちの商品は、皆で精魂を傾けてつくった世界最高のシロモノだ。相手に頭を下げるような営業をしたら、長野で待つ皆に申しわけが立たん。オレは交渉はうまくはないが、とにかく誠意一本でやろう。それでダメなら仕方がない」
第5章:怒
イジメには負けない
「この野郎、お前は誰だ。許さんぞ。姓名を名乗れ」――丸山は、この事実無根の中傷は根が深く本物だと確信した。幸いにもアメリカ向けの口腔内カメラは順調に伸び始めている。「最悪の場合、国内では喧嘩してもいい。会社を潰してなるものか。やるからには徹底的にやる。法的な制裁も辞さない覚悟でやろう」
第6章:勇
小さな世界企業の経営哲学
高度な技術力を持つ会社が、下請けで終わるか、世界に飛び出るかのカギは、一に経営哲学にある。磨いた技術力を広く公開することでニーズは生まれるものだ。誰にもできぬものをつくればユーザーが価格を決めてくれる。人を育てるには、ぶっつけ本番で放り出せ。
第7章:夢
丸山エジソンの大学院大学構想
構想を発表すると、難病で愛娘を亡くした夫妻から、彼らの財産を使って「第二の難病の娘」を出さないように頑張ってほしい、という手紙があった。丸山エジソンはこの手紙を読んで、声をあげて泣いた。技術力で医療の役に立てることがあるはずだ。もし、この娘さんも病を早く発見できていたら……
ご注文はこちら!
おすすめコンテンツ
-
- 書籍
- 三代、100年潰れない会社のルール
- 超長寿の秘訣はファミリービジネス
-
- プレジデント
- 一読すれば、元気と勇気を 取り戻すことができます
- 著者インタビュー●篠田 達『アールエフの知』
-
- 書籍
- つぶれない会社を簡単に作る方法
- 新会社法対応! 勝ち組になる起業術







